はじめに

「web3を国家の成長戦略に据える」という政府の意思決定を受けて、法制度、税制などいくつかの制度上の課題がまとめられた。

その中で

これら会計及び監査の論点も課題として盛り込まれた。

会計上監査上の問題がはじめて課題として識別されたことにより、これに対する打ち手が講じられ、関係者により議論が進める旨が政府から発表されているweb3ホワイトペーパー中間報告の中でも示されている。

問題の要素分解

僕個人の視点でこの論点を再整理すると以下に問題は分類できると考えている。

1.暗号資産の会計基準が十分に整備されていない(会計基準問題)

2.暗号資産関連の監査のルールが十分に整備されていない(監査問題)

3.会社側のトークンの管理方法が定まっていない(内部統制問題)

つまり、管理方法の論点が明確化されていない内部統制問題、会計基準が整備されていないことに起因する会計基準問題、それらを評価する監査のルール及び監査実務の積み上げが乏しい監査問題。